10月31日(日)
秋の天体観望会を実施しました。
当日は夜明け前から雨が降り続く天気で、講座後半の屋外での天体観測の開催も取り止めかと危惧されましたが、昼前には雨も止み陽も射してくるようになりました。
観望会をスタートする夕方まで天候も崩れることなく 「あとは雲の隙間から星がいくつか見えれば・・・」という状況に。
講座の前半は、プラネタリウム内で那須香大阪天文台長の中島先生による星空講座。笑いを交えた楽しい内容に後半の天体観測への興味も高まります。
陽もすっかり暮れた7時から、公民館前の駐車場で天体観測がスタートします。はじめは先生の説明を聞きながら、今プラネタリウムで学んだばかりの星を裸眼で探します。続いては、2台の天体望遠鏡を使って、この時期良く見える、土星や木星を実際観測します。
土星の環や木星表面の模様、それに連なる4つの衛星・・・。 本や映像でなく、実際に天体望遠鏡で見る実物に皆興奮。先生にもさまざまな質問を問いかけます。
観測は8時を少し過ぎたころ終了。地元の狭山での星空体験を通して参加の皆さんに少しでも宇宙や化学に興味をもってもらえれば、そして今日の体験を家族の思い出にしてもらえれば、天体観望会のスタッフもうれしく思います。