10月25日(金) 19:00~21:00
早いもので、『どんとこい!介護』も折り返しの3回目になりました。
今回のテーマは、『体験を通して実感しよう!「介護って何?」』です。
講師は、NPO法人つむぎの中川裕晴さん。三人のお仲間さんと一緒に来てくださいました。
一番最初に行ったのは、「介護」や「85歳」をイメージすることです。
自分自身が「85歳」になった時のことも考えました。そして、今の私から「85歳になった私」へお手紙を書きました。
講師の中川さんは、そんなに簡単には死ねません。生きなくてはいけない中、楽しいことを考えましょうと言ってくれました。
そして、今回の最後のプログラムでは、手紙を参考に「85歳」になった時をイメージした自分になれるよう、今できることを考えました。
グループワークで、お互いが考えたことを話されている様子を見ていると、介護やこれからのことなど、しんどいことも、楽しいことも、思っていることを口に出したり、人と話すことは、とても大切なことだなぁと改めて思いました。
これらの他に、介助される側体験。
一つは、食事の介助。食べ物を口へ運ぶ向きが異なるだけで、嚥下のしやすさや安心感が全く異なることを知りました。また、とろみ剤を入れたお茶も体験しました。
もう一つは、車いすを押す、押される体験。実際には押すというよりは、手を持ち手に添えて、車いすと一緒に歩くといった状態をつくる方が車いすの重さも乗っている方の安心感も良いことを知りました。