8月3日(土) 13:30~15:30
ハートフルセミナー災いを引き寄せないための親子で知っ得☆
『「災害=こわい」で終わらない知恵や工夫を一緒に知ろう』を実施しました。
講師は、東京から来て頂いたアウトドア防災ガイドのあんどうりすさんです。
あんどうりすさんには、過去にも2回ほど、お話をして頂きましたが、毎年のように起こる災害を経て、引き出しとして持たれている情報が以前よりもはるかに増えていて、到底2時間では、伝えきれない感じで、ノンストップで時間の限り、普段の暮らしの中で、楽しみながらできる備えも含めて教えて頂きました。
災害が起こった時にしか使えないモノを用意するよりも、普段の生活にもいかせて、災害時にも威力を発揮するアウトドアグッズなども教えて頂きました。
川が一番怖いのは、流れがあり、空気の泡がいっぱいあって水が軽くなるから、人の方が重くて沈んでしまうということ。川では、子どもだけでなく大人もライフジャケットは必須。
寒い時期、車の中で暖をとるよりも、テントの方があたたかいこと。
カラダを温める知恵と、逆に冷やす知恵も知りました。
お風呂場に水をためて、トイレに使うという情報が流れたこともあるけれど、それはダメで、実際には、戸建であっても、マンションであっても配管に異常がないことがわかるまでは、トイレの水は流さない方が良いそうです。
大地震が起こった時、一瞬にして、物が倒れてきたり、飛んで来たりするので、火を消す、カーテンをしめる、ドアをあけるといったことは後回し、上から降ってくるものはないか、横から飛んでくるものはないかを確認しながら安全な場所に行くことが大切だそうです。
今回は子どもたちも一緒なので、子どもたち向けの内容でしたが、大人の場合は、災害時のお金のしくみも知っておく必要があること。
例えば、半壊だと国などからの補助はでないから、火災保険に加入しておく方が良いなど…。
さやまに住んでいると、大地震といってもピンと来なくて、対策もなんとなく現実味が持てないのが本、困りどころだけど、実際に地震が頻繁に起こる地域や、大きな災害に見舞われたことのある地域での、防災、減災の対策は、一歩の二歩の先に進んでいて、もっと、他府県、他市町村の対策、取組みを学ばなくてはいけないなぁと思いました。
あんどうりすさん曰く、日本中、どこに住んでいても地震が絶対こないと言い切れる場所はないそうです。
いつかわからないけれど、その時に、後悔しなくて良いように、個人でも、地域でも、市としても、できる取組みをしておくことができればと思います。
お話だけでなく、LEDランタンづくりもしました。
光の乱反射をいかした光の広がりづくりです
モノの仕組みに興味を持って、知っておくことも大切。 仕組みを知ることも楽しみながらできると良いですね