10月11日。 くらまな大学の9回め。『最古のため池・狭山池を学ぼう』
今回は、大阪府立狭山池博物館に集合しました
博物館内を案内してくださったのは、府立狭山池博物館の副館長の吉井克信さん。
最初にホールに集まって、平成の大改修の時に、堤の一部を切り取り、博物館に展示する準備を進める様子、その他、発掘調査の様子、博物館を建設し、出土品を展示するための設置をしている様子などを映像で見せて頂きました。
その後、歴史と池の関係や、狭山池の役割などのお話を聴き、いざ、館内へ☆
一つひとつの展示物について、丁寧に素人にもわかりやすい言葉で、説明してくださいました
歴史的背景を含めて、説明してくださるので、
その時代に、さやまの地に住んでいた民衆も一緒になって、力を併せて、作業している様子などが、目の前に広がってくるような感覚になりました
途中でお話してくれたエピソードをご紹介。
小学生が見学に来た時に、行基像をみて、『ピアスの穴が半端ね~!』と驚き、質問したそうです。
生きながらにして、菩薩となった方の像は、その象徴として、耳に穴が開いていたりするそうです。
子どもたちがしっかりと見学をしている様子がうかがえる、また、すごく素直な良い質問だなぁと思いました
私たちの暮らしの身近にある狭山池、そして狭山池博物館ですが、詳しく知るとさらに、魅力が増し、わが街の大切な場所に思えてきました
もしかしたら、私たちの身近に、あたり前と思っている風景の中に、私たちの街の魅力がまだまだたくさん隠れているかもしれませんね