6月3日(水)成人大学講座「家庭における身近な健康管理」第3回目

第3回目は、帝塚山学院大学教授 小川 博さんをお迎えして「家庭における食の安全と食中毒防止の実践」というテーマでお話をうかがいました。

  

梅雨の時期になるとそろそろ気になるのが食中毒ですが、一番多い時期は実は1月〜4月だそうです。特に冬場、よく耳にするのがノロウイルスです。

ノロウイルスは牡蠣などの2枚貝の中にいるので、良く加熱する事が重要だそうです。

その他にも黄色ブドウ糖球菌や、カンピロバクター等それぞれの食中毒菌への対応を丁寧に説明していただきました。食中毒菌防止の3原則は、やっつける・付けない・増やさない だそうです。

「温度が低くても増殖する菌もいますので、食品は早めに食べる事が大切です」と教えて頂きました。

 

講座の最後に、色々な種類の飲み物が、体がさびつかない(細胞に障がいを持たせない)飲み物かどうかを実験してみました。たくさんのお茶や紅茶類、炭酸飲料、スポーツドリンク等を先生からいただきました。

DPPHラジカルという色のついた液に自分の選んだ飲み物を少し入れて、無色になると体がさびつかない飲み物だという事になるそうです。

実験結果は、緑茶や紅茶、CCレモンは無色になった様でした。これから暑くなってペットボトル飲料を買うことが増えると思いますが、ちょっと成分表示ラベルを気にして見てみるのも良いかもしれませんね♪とってもワクワクする実験でした。

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