夏休み学習会もラスト2つになりました。この2つの講座は企画から講師、講師の補助のすべてを大学生が行った講座です。昨年度、小学生対象講座、みらいはばたきっずの小学生の補助をお願いした学生ボランティアさんに夏休み学習会という子ども対象の講座で何かやってもらえないか話を持って行ったところ、どんなことを小学生にしてもらいたいか、喜んでもらえるかを考え、自分たちが得意な分野を講座として企画してくれたものです。
8月7日の『計算マスター』です。始まる前から、なにやら和やかな雰囲気です。あっち向いてホイ!などをやっています。そしてまずは講師、芝野瑳姫さんと講師補助の紹介です。それからみんなの自己紹介。夏で好きなものは?と聞かれ、色々出てきていました。
算数や計算って生活の中でどんな時に使っているかな?で始まりました。
物を買ったりするときはお金を支払っておつりをもらったりと気付かないうちにいろいろと使っているのを再確認。
そして昔の人はどうやって計算をしていたのかというのでそろばんが出てきました。
そろばんクイズで~す!クイズを交えながら使い方を習いました。
5つの班に一人づつ学生補助が入って手取り足とり教わりました。
一の位、十の位、百の位はそろばんでおいた数字がわかるようになりました。
わかったという瞬間、子どもたちの目は輝きました。
そして部屋を移動しました。
パソコンのエクセルを使います。カレーライスを作るのに必要な材料をあげて、2つのスーパーのうち、どちらで買い物をすると安くすむかという問題です。架空の狭山商店と狭山スーパー。それぞれの材料の金額を入力しオートSUM関数を使って合計を出し比較しました。
もっと問題やりたーいという声でミックスジュースも同じように疑似買い物をやってみました。
パソコンでの入力もかなり楽しかったみたいです。
そして、先ほどの部屋に戻り、一人づつ修了証をいただきました。
これも、講師の提案で手作りで準備してくれたものの一つです。
楽しい時間をすごしてもらいたい。少しでも計算や算数がが好きになってもらいたいという、講師の思いは伝わったことでしょう。
修了証書を机に置くのもためらって、手にずっと持ち続けている子どももいましたよ。
皆、とっても晴れやかな顔つきで帰って行きました。
学生さんたち、ありがとうございました。