3月の下旬となっても、まだまだ肌寒い本日、源氏物語を楽しむ講座の六回目を開催致しました。本日も岩井宏子先生に源氏物語の賢木巻を読み進めて頂きました。
本日読み進めていきました賢木巻は、桐壺院が崩御して帝になった朱雀帝の性格を説明しているところから始まりました。朱雀院はとても優しすぎる気質のようです。
その後物語は、源氏が尚侍になった朧月夜の君との逢瀬へと進んでいきました。朧月夜の君は、平安時代にはめずらしい積極的な女性で描かれているみたいです。決して見つかってはいけない2人の逢瀬でしたが、見つかってしまうのでした。
源氏はさらに、計画して小さい頃から慕っている藤壺にも会っていました。その中では、藤壺と源氏の心は大きく温度差がある様子が書かれていました。
受講者のみなさんは源氏の様子に時々笑いつつ、先生のお話を聞いていらっしゃいました。
次回は1週間後の3月30日(水)です。気候が暖かくなって、桜が咲いてほしいと思っております。
宜しくお願い致します。