初心者陶芸体験講座の4日目。今日は釉薬かけと本焼き窯入れの工程です。
まずは前回素焼きの窯入れをした作品を窯から出します。焼きあがった作品は重さも軽くなり、色も土色から少し赤みを帯びた色になります。
きれいに焼きあがった作品に釉薬をかけますが、その前にみなさんで自分たちが使う釉薬を溶く作業です。
はじめて触る釉薬の感触はいかがですか?この時にしっかりと溶かないと焼き上がりにムラが出てしまいます。
釉薬も溶き終わり、次は釉薬をかける作品の下処理です。表面のデコボコやホコリを紙ヤスリやスポンジで拭きとり、底の部分には撥水薬を塗ります。
下処理も終わり、いよいよ釉薬かけです。あまり多く掛け過ぎると、本焼きの最中に釉薬が流れてしまい、色がムラになってしまいます。
左は霧吹きを使っての釉薬かけです。結構、息がしんどいので、酸欠にならないように注意してください。
右は柄杓を使って、作品全体にムラ無く掛けていきます。
暑い中での作業。釉薬を掛け終った頃には、みなさん汗びっしょりでした。
最後に作品を窯に入れて、今日の作業は終了です。
さていよいよ来週は最終回!作品が完成します。
次回はできあがった作品に「灯り」をともした写真をご紹介します。