『狭山藩北条氏の歴史に触れよう』第3回目実施しました。

10月12日。『狭山藩北条氏の歴史に触れよう』の第3回目を実施しました。

今回の内容は、
●文武両道に秀でた誉れ高き名君 5代 北条氏朝

講師は、1回目も担当して頂いた橋上猛雄さんです。

北条氏朝は、筆まめだったそうで、日記として記録がたくさん残っており、その当時の生活や家族のことまで、知ることが出来るそうです

”おいえ”を大事に考えた当時の家系図は、家を継いだ男子の名前しか記述されておらず、女子の名前は、戒名等からしか読み解くことができないのが常なところ、氏朝の子どもたちについては、女子、男子ともに誕生から、幼くなくして亡くなった日にちなども記述として残っていることなど、お話をしてくださいました。

氏朝は、法雲寺の慧極道明と出会い、教えを受け、藩の立て直しを行なった方だそうで、また、和歌にも長けており、伏見奉行、寺社奉行という役割を果たしながらも、たくさんの歌を残されているそうです

今、何気に私たちが残している記録も、遠い先の未来には、今この時代を読み解く財になっているのかもしれませんね

 

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