夏休学習会2018『サバイバルアートTシャツを作ろう』実施しました

7月26日(木)13:00~15:00

小学1年生~6年生を対象にした夏休み学習会2018『サバイバルアートTシャツを作ろう』を実施しました。

定員を上回る応募があり、残念ながら、参加してもらえない子どもたちもいましたが、当日欠席する人はなく、30人勢揃いでの時間となりました

この講座は、水鉄砲を使ってTシャツを染めるということが、楽しそうだなぁと思って参加してくれた人も多かったかもしれませんが、
学びのポイントは、私たちが住んでいるさやまの土を使って染めるという体験でした。

教えてくださったのは、建築士でもあるミドリス花園園枝さんと松村愛子さん。

『土を絵で描く時、何色で描きますか?』と質問に、『風景にあわせる』と答えた子がいましたが、多くの場合、茶色にしてしまうのではないかと思います。
今回、講座の最初に、旅行した先で集めてこられた土と大阪狭山市の土を比べて見せてもらいました。

さて、大阪狭山市の土はどれでしょう?

土のお話を聴いた後は、大阪狭山市の土を使って、染料づくりを教えてもらいながらみんなで体験しました。

土をふるいにかけ、乳鉢でさらに細かくし、水で練り込んだ後、さらしで濾しました。

染め付けるために、タンパク質を加えます。今回は、大豆を少しの水と一緒にミキサーにかけ、さらしで濾して、土で作った液体に加えました。

これで、大阪狭山市の土を使った染料のできあがりです

みんな、染まりやすい加工を済ませてもらった白いTシャツに着替えて、公民館前の広場へ。

水鉄砲に染料を入れて、お互いにかけ合いっこして、アートTシャツへと変身させました。

Tシャツにかけてもらって、染めることができるのに、水鉄砲を持つと、ついつい逃げまわってしまったり、相手にかけることに一生懸命になってしまったり… 

何だか、ヘンな感じでしたが、みんな楽しそうでした 

この機会をきっかけに、いろんな材料を使って染めること、土のこと、自然をいかすことなどに興味を持ってくれるとうれしく思います

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