10月12日(日)。
ハートフルセミナー『ありのままを大切に生きる』の第1回目を実施しました。
1回目のテーマは『自閉症児の子育てから学ぼ♪~子どもも自分自身も大切にできるいい塩梅な関わり方~』でした。
講師は、NPO法人ぴーすの小田多佳子さん。
NPO法人ぴーすさんは、堺市にあり、当事者としての感性を大切に、障がい児・者本人とその家族の『たのしい暮らし』を支援する活動をされています。
この法人の理事長が小田多佳子さんです。
参加された方々のニーズに応じたお話をということで、多義にわたるお話をしてくださいました。
いくつか心に残ったキーワード(言葉)をご紹介しますと…、
●支援 … すべてを心地良くというわけではなく、少し心地よいことを考える。
●行動には、原因や理由が必ずある。⇒何故だろう?と考えることが理解のチャンス!
●社会の障害をなくそう
●障がいのレベルと心の育ちは別。心の育ちはちゃんとある。
●障害があるから”できない”とか”いらない”ではなく、普通感覚(同年齢と同じこと)を目標に経験を積み重ねることが大切。
●子育て四訓
1.乳児はしっかり肌を離すな
2.幼児は肌を離せ、手を離すな
3.少年は手を離せ、目を離すな
4.青年は目を離せ、心を離すな
●『成人は心を離せ、愛を持ち続けて』
これらは、私が控えた言葉の一部ですが、参加された方々にもそれぞれ、感じとられた言葉があったことと思います。
一人のヒトとして、向き合うことの大切さ、そのためにも社会が生んでいる障害をできるだけなくすことができたらと思いました。
そして、相手を理解しようと思う気持ちも大切にしたいですね。