1月15日より『源氏物語』講座が始まりました。
3月まで6回講座を開催します。1月は15日・22日・30日に実施しました。講師に龍谷大学仏教文化研究所 平安文学専攻 文学博士 前帝塚山学院大学非常勤講師の岩井宏子さんをお迎えしています。
この講座は帝塚山学院大学で開催しているお話の続きで、源氏物語の1巻目からではなく、松風巻から始まりました。それまでのお話の流れを始まる前に先生が説明をしてくださいました。
松風巻は源氏物語の18巻目のお話。明石君が明石を離れ、京に移るところから今回の講座は始まりました。
テキストの読みと訳を聞きながら、読み解いていきます。途中、資料の官職相当位階表をみて官の役職や位を確認したり、地図をみて舞台となっている地名を確認したりしました。
1月30日の3回目には、今回の講座のタイトルになっている19巻目の薄雲巻に入りました。
薄雲巻には、源氏と明石君との娘である明石姫を紫上の養女に源氏がしたいと思い、紫上に話すところから始まり、どんな物語が広がっていくのでしょうか。楽しみですね。
次回の源氏物語の講座は2月12日に開催します。