12月23日
青少年セミナー みらい☆はばたきっず 『手づくり楽器でコンサート』が開催されました。
身近なもので、いろんな楽器を作り、みんなで一緒に演奏しよう!と、大阪狭山市内の小学生が集まってくれました。
初めに、講師『音楽劇団てんてこ』のメンバーさんによる手づくり楽器の演奏を聴きました。
掃除用のはたきから変身したフルートや、植木バチを組み合わせてつくった太鼓、空き缶でつくったシロフォンなど子どもたちにとって初めて見る、聴く、楽器ばかり。
意外な音にビックリし、思わず聴き入っている様子でした。
次に手づくり楽器の音を自分たちでも体験しました。
部屋を移動して大好きな工作タイムに入りました。
牛乳パックやヤクルトの容器、ペットボトルやアルミ缶を使って楽器を作りました。
一生懸命吹いても出なかった音が突然出るようになったとき、子どもたちの眼がキラキラっと輝きはじめました。
いつの間にか片方の手で、空気の量を自然に調整し音程まで変えられるようになっていました。
マラカスもペットボトルとアルミ缶で作りましたが、素材によって、音が違うのがわかりました。
マラカスにシールを張ったり、カラーのテープやリボンで飾り付けるのも楽しそう!
仕上げてから、みんなで音を合わせましたが、自分で作った楽器で演奏していることが、とても嬉しそう!
バケツの太鼓や段ボールのカホンで、音を鳴らし、みんなでリズムを刻みました。
塩ビ管をスリッパで叩いたり、フライパンやスチール管をバチで叩き音を鳴らしました。
スプーンがカスタネットに変身しました。
「えっ、こんなものから、こんなにいい音がする。」 不思議な発見がいっぱいありましたね。
講座の最後には、迎えにきてくれたお母さんたちの前で演奏しました。
ヤクルトの笛でキラキラ星♪ 手づくりのカズーとマラカスで、ジングルベル♪の大合奏! 子ども達からお母さんたちへの1日早いクリスマスプレゼントでした。
これからも形式にとらわれない自由な発想で、身近なものから音を探し出し、音楽を楽しんでほしいですね。
家に帰っても、今日、手作りした笛やマラカス、そして家にある空き箱やスプーンを使ってホームコンサートを楽しんでくれたらいいですね。
長時間にわたってご指導いただきました『音楽劇団てんてこ』さん、本当にありがとうございました。