ハートフルセミナー『“心の病”貴方は知っていますか?心と脳の真実』学びの時間 第2回


ハートフルセミナー2回目は、前回に引き続き臨床心理士の小坂茂さんにお願いしました。
今回のテーマは『うつ病』対策、認知行動療法・・・です。

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最初は、前回で質問票を受講者の皆さんに書いてもらったものに対する回答をお話頂きました。
ヒステリーとは心理的な防衛機制が無意識に働いてしまう。
神経症は必然性がある置き換え行為で。
子育てと心の病は非常に密接に関係があります。その他色々です。
さて、改めて「疲労とうつ病」についてです。疲労には①身体的疲労(体の疲れは脳がつかれているサイン)②生物のリズムの不調による疲労③精神的疲労
の3種類に分けられる、という話とその解説でした。

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「うつ病の治療」には①薬物療法と②認知行動療法が効果があります。
認知行動療法、うつ病というのは思考障害だとして、この考え方を改善すれば、うつ病の改善や予防につながる。
思考についての考え方も大切な押さえどころでした。低い自尊心・強く過度の責任感・強い逃避傾向や不安などの思考内容です。
また思考パターンのことの説明を聞き、どうしてこのような思考傾向が生まれるのか?を考えました。
①喪失体験②子どもに対する親の無理解③精神的な支えの欠如④虐待がが主にあげられます。

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後半で、認知行動療法の実際についての説明を聞き、最後にリラクゼーション法を体験し、「楽になる生き方」とは?と云うお話で終わりました。
「生きている基準をうんと下げること」を皆さんも考えて下さい。次回来週は「統合失調症」がテーマです。

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